ビッグバス パリ:赤ラインの10停留所

ビッグバス パリは赤いオープントップの2階建てバスで、ルーヴル、ノートルダム、オルセー、シャンゼリゼ、トロカデロ、エッフェル塔、オペラを結ぶ赤ラインに10の停留所があります。チケットで24時間または48時間乗り降り自由。8言語のガイド(日本語はなく英語・中国語など)、Wi-Fi、イヤホン付き。28.80ユーロから。同じページでクルーズや2時間の夜景ツアーを追加できます。

エッフェル塔の麓の車道を行く観光バス

ビッグバス赤ラインの停留所

番号停留所正確な場所
1ルーヴル・ピラミッドAvenue de l'Opéra 11、ビッグバス案内所前
2ルーヴル・ポンデザールQuai François Mitterrand
3ノートルダムRue Lagrange 3、公園入口の向かい
4オルセー美術館Place Henry de Montherlant 58
5シャンゼリゼAvenue des Champs-Élysées 156、凱旋門ビュー
6グランパレAvenue Winston Churchill
7トロカデロPlace du Trocadéro、人類博物館のそば
8エッフェル塔Quai Branly、入口2
9シャン・ド・マルスAvenue Joseph Bouvard - 現在閉鎖中
10オペラ座Rue Scribe 15の向かい、ロワシーバス横

各停留所周辺の見どころと、トゥートバス・バトバスが止まる場所は停留所マップで。

ビッグバスの運行時間と一周時間

ビッグバスは毎日運行。事業者の案内では9:45〜17:30で10〜20分間隔とされていますが、予約ページでは最終17:45。早いほうで計算するのが安全です。

一周は約2時間15分、案内書きでは2時間半。差を作るのは渋滞で、特に午後のシャンゼリゼ周辺です。

💡 Pro Tip
一周は13時までに
午前中はダイヤ通りに動きます。まず赤ラインを一周して降りたい停留所を2〜3か所メモし、午後はその周辺を徒歩で。16時半に最後の区間を乗ろうとする人がいちばん待ちます。
Alesia Vakula
Pro tip by: Alesia Vakula
Travel expert and itinerary planning specialist
凱旋門へ向かう並木のシャンゼリゼ通りの車の流れ

ビッグバスのチケットに含まれるもの

  • 赤ライン24/48時間の乗り降り自由
  • ガイドは8言語。韓国語と北京語はあるが、日本語はない
  • 無料Wi-Fiとイヤホン
  • レインコート
  • ダウンロードできるルートマップ

美術館や名所の入場は別です。そちらはセットチケットで。

バスのみ

赤ライン24/48時間。クルーズも美術館も自分で組むなら最もシンプルなチケット。

バス+クルーズ

Bateaux Parisiensの1時間クルーズ付き。詳しくはバス+クルーズ。

夜景ツアー

夜の別便、約2時間。ビッグバスの案内では20:30発。夜景ツアーを参照。

どの停留所から始めるか

1番のルーヴルはバウチャー引き換えも兼ねるため朝から混みます。スマホスキャンで済むなら、セーヌ沿いの2番かオルセー前の4番から乗るほうが早いです。

オペラ界隈の宿なら10番のrue Scribeが便利。空港バスの発着場の隣で、帰国日にも使えます。

💡 Pro Tip
24時間×2より48時間1枚
丸2日なら48時間パスのほうが両方の午前をカバーでき、24時間2枚より安い。1日目の正午ごろ有効化すると3半日乗れます。
Alesia Vakula
Pro tip by: Alesia Vakula
Travel expert and itinerary planning specialist

雨の日・暑い日のビッグバス

天気はビッグバスの一周を思った以上に変えますが、悪いことばかりではありません。決め手は乗る時間と座る場所です。

天気車内の様子どうするか
雨屋根付きの下階が一瞬で満席一周の始めで乗る。ポンチョはチケットに含まれる
一日中の雨上階に残るのは強者だけ前日の夜までに日付を変え、バトバスにする
曇りで乾いている光が柔らかく、人も少ない上階で写真を撮るのにいい日
猛暑上階に日陰がない帽子、水、日焼け止め、そして午前の一周

真夏は一日を分けるのがコツです。朝の涼しい時間に一周、昼は屋内で過ごし、夕方にセーヌ沿いをもう一周。24時間券なら朝と夕方の2回乗りが無理なくできます。

オフシーズンのビッグバス パリ

11月から3月は日が短く、赤ラインは17時半ごろに終わります。15時に乗ると一周できるかどうかですが、冬には冬の良さがあります。

冬夏
最終バス17時半ごろその日の時刻表で確認
混雑停留所は空き、上階も取りやすい朝の列ができる
光低くて暖かい正午は強い
一日の使い方午前にバス、午後は停留所近くの美術館朝にバス、昼は屋内、夕方にもう一周

乗るなら遅くとも午後早めにして、美術館は48時間パスが有効な翌朝へ回しましょう。帽子と手袋があれば、晴れた1月の一周は混んだ7月より美しいことも多いです。

ビッグバスで並びやすい停留所と時間

列ができる停留所と時間帯はだいたい決まっています。それを避けるだけで、同じパスの使い心地が大きく変わります。

停留所混む時間避け方
1番ルーヴル朝イチ(バウチャー引き換え)スマホで乗れるなら2番か4番から
8番エッフェル塔午後塔の見学は午前に、または7番トロカデロで降りて歩く
5番シャンゼリゼ夕方午前中に凱旋門を済ませる

団体がまとまって乗ることもあるので、上階が満員なら1本見送って次を待つと座れることがあります。停留所の標識は赤いBig Busのロゴで、トゥートバスの標識と数メートルずれていることもあるため、待つ前に停留所名を確かめましょう。

赤ライン一周で頭に入れておきたい区間

2時間の一周のどこもが同じように美しいわけではありません。見どころの区間を知っておけば、カメラを構えるタイミングと座る位置が決まります。

区間見えるもの席
ルーヴル〜オルセー〜アンヴァリッドのセーヌ沿い橋と河岸建築が続く川側、上階の前方
シャンゼリゼ凱旋門に向かってまっすぐ登る眺めいちばん前
トロカデロの曲がり角真正面に開けるエッフェル塔降りてテラスから見るのもいい

赤ラインは西の凱旋門やトロカデロと東のノートルダムを結ぶ長い帯で、端から端までは時間がかかります。午後に予定がある日は区間を絞り、西側をバスで回って東は徒歩とメトロに任せると時間を食いません。シャンゼリゼを歩くなら5番で降りてコンコルドまで下り、往復は避けましょう。

ビッグバスの利用者は初めての観光客が多く、停留所の雰囲気は気軽です。ガイドなしで座って街を眺めるだけでも価値のある路線で、解説がなくても景色自体がエンターテインメントになります。

パリの観光バスの老舗として知られ、世界中の都市で同じスタイルのサービスを展開しています。ここパリでも、街の定番風景の一部として定着しています。

ビッグバス・レッドルートの停留所ごとの見どころ

停留所停留所から歩いて目安の時間
1 Louvre-Pyramideガラスのピラミッド、チュイルリー公園、パレ・ロワイヤルの回廊外観30分、館内3時間
2 Louvre-Pont des Artsフランス学士院への歩道橋、ブキニスト(古本屋台)20分
3 Notre-Dame大聖堂前の広場、サント・シャペル、カルチエ・ラタン昼食込みで1〜2時間
4 Musée d'Orsay印象派の名画、チュイルリーへの歩道橋2時間
5 Champs-Élysées凱旋門とその屋上テラス1時間
6 Grand Palais入場無料のプティ・パレ、アレクサンドル3世橋45分
7 Trocadéro塔の正面のテラス、庭園30分
8 エッフェル塔塔、シャン・ド・マルス公園上る場合は2時間
10 Opéra Garnierオペラ座、デパートの屋上テラス1時間

24時間券なら3か所、48時間券なら5〜6か所が目安です。グラン・パレはほとんどの人が素通りしますが、向かいのプティ・パレは常設展が無料で見られる数少ないパリの美術館のひとつです。

ビッグバスの音声ガイドと料金に含まれるもの

録音の解説はルートに合わせて流れ、バスがアレクサンドル3世橋に差しかかると橋の物語が始まります。チャンネルは最初に一度選ぶだけです。日本語はないので、英語で聞くか、日本語が必要ならトゥートバスを選びましょう。

  • イヤホン:無料。風の強い2階では、自分の有線イヤホンのほうが聞き取りやすいです。
  • Wi-Fi:車内で無料。
  • 地図:チケットと一緒にダウンロード可能。出発前にオフラインで保存しておきましょう。

レッドルートで過ごす半日

  1. 9:45 停留所2(Pont des Arts)から乗車し、解説を聞きながらシャンゼリゼへ。
  2. 10:45 停留所5で降りて凱旋門に上り、12本の大通りを見下ろします。
  3. 12:00 再びバスでトロカデロへ。テラスから塔の写真を。
  4. 12:30 イエナ橋を歩いて渡り、シャン・ド・マルス公園でピクニック。
  5. 14:30 停留所8から乗り、セーヌ川沿いにルーヴルへ戻ります。残りの時間は自由です。
💡 Pro Tip
引き換えは前日のうちに
バウチャーの引き換えが必要なら、到着した日の午後にオペラ通りのインフォメーションセンターへ行っておきましょう。翌朝は最初のバスに乗り、停留所1の行列はほかの人に任せられます。
Alesia Vakula
Pro tip by: Alesia Vakula
Travel expert and itinerary planning specialist

ビッグバスのクルーズ付き、雨の日と暑い日

クルーズ付きプランでは、バスのチケットにバトー・パリジャンの1時間クルーズが加わります。船はエッフェル塔のたもとから出発し、停留所8から歩いて数分です。午前にバスで一周、塔で降りて午後に乗船という流れが組みやすく、予約もひとつにまとまります。

曇り空でも一周は楽しめます。雨用ポンチョが付いており、1階は屋根付きです。雨がやまなければ前日の夜までにチケットの日を変え、その日はバトバスにしましょう。猛暑の日は2階に日陰がないので、帽子と日焼け止めと水を用意し、なるべく朝のうちに乗るのがおすすめです。

停留所1はバウチャー引き換えのため開始直後から混みます。スマートフォンでスキャンできるチケットなら、川沿いの停留所2かオルセー前の4から始めましょう。冬は最終バスが17時半ごろなので午前に乗り、夏は夕方のセーヌ沿いの一周がいちばんきれいです。

ビッグバスを子ども連れで使う

子どもたちは2階の最前列が大好きです。通りや橋、すれ違うバスがよく見えるからです。みんなが楽しめるように、一周にリズムをつけましょう。

停留所近くの公園子どもにとって
1番か2番、ルーヴルチュイルリー公園噴水と椅子、走れる広場
8番、エッフェル塔シャン・ド・マルス公園広い芝生でピクニック
3番、ノートルダムジャン23世広場大聖堂の裏で短い休憩

1時間乗るごとに公園で休憩を挟むのがおすすめです。無料のイヤホンより子ども用の有線イヤホンのほうが耳に合います。ビッグバスには日本語の解説がないので、景色を見ながら親が説明するスタイルになります。日本語で聞かせたいなら、トゥートバスの日本語チャンネルを選ぶほうがスムーズです。

ビッグバスの始め方とおすすめの停留所

どの停留所から乗り始めるかで、その日の最初の1時間が決まります。泊まる場所と、チケットの種類で選びましょう。

乗り始めこんな人に理由
2番、ポン・デ・ザール近くの河岸スマホで乗れるチケットの人1番の引き換えの列を避けられる
4番、オルセー前左岸に泊まる人すぐにセーヌ沿いの区間に入る
10番、rue Scribeオペラ座近くに泊まる人空港バスの隣で、出発の日にも便利
1番、ルーヴルバウチャーを引き換える人案内所がここにある

乗ったらすぐに川側に座り、一周の間は席を動かないのが景色をいちばん楽しむ近道です。街中では赤い車体のビッグバスが目印になるので、トゥートバスの停留所と取り違えないよう注意しましょう。

ビッグバスのセット一覧と選び方

ビッグバスのチケットは単体でも、名所やクルーズとのセットでも買えます。料金はセット割引5%の前の「から」価格で、日付によって変わります。

セット料金(から)向いている人
バス+バトー・ムーシュ56ユーロ定番の1時間クルーズを足したい人
バス+バトー・パリジャン57ユーロエッフェル塔のたもとから乗りたい人
バス+ヴデット・ド・パリの音楽付き夜のクルーズ61ユーロ昼と夜で街を2回見たい人
バス+エッフェル塔2階88ユーロ初めてのパリ、家族連れ
バス+クルーズ+ルーヴル128ユーロ美術館も一緒に予約したい人
バス+エッフェル塔頂上138ユーロどうしても頂上まで行きたい人

セットは予約が1回で済むのがいちばんの利点です。時間指定のある名所は先に枠を決め、バスの日をその前後に置きましょう。

料金はユーロ建ての最低価格で、日付とプランによって変わります。決済画面の表示が最終的な金額です。Big Bus・Tootbus・Batobus・Bustronomeとは無関係の独立したガイドです。

最終更新: 2026年10月3日

ビッグバス パリ:よくある質問

ビッグバスの運行間隔は?
Big Bus自身の案内では、おおむね10〜20分おきです。
雨具は付いていますか?
雨用ポンチョが付いており、1階は屋根付きです。イヤホンと車内Wi-Fiも無料です。
ビッグバスはキャンセルできますか?
はい。選んだ日の前日23時59分まで無料です。
ビッグバスに夜景ツアーはありますか?
あります。20時半発の2時間のパノラマツアーを、オプションとして予約できます。
バウチャーはどこで引き換えますか?
ルーヴル近くのオペラ通り11番地にあるビッグバスのインフォメーションセンター、または各停留所のスタッフで引き換えられます。
ビッグバスに日本語ガイドはありますか?
ありません。8言語のうち英語を選ぶか、日本語が必要ならトゥートバスにしましょう。
ビッグバスの一周はどのくらい?
約2時間15分〜2時間半。交通状況次第です。
バウチャーの引き換え場所は?
Avenue de l'Opéra 11の案内所、または各停留所のビッグバススタッフ。
日本語の解説はある?
ありません。英語か中国語などから選びます。日本語はトゥートバスにあります。